「女性は７の倍数、男性は８の倍数」という言葉をご存じですか？

中国最古の医学書「黄帝内経　こうていだいけい」に書かれている記述ですが、男女が節目の年齢で迎えるからだの変化について表したものです。

女性は7歳で永久歯に生え変わり、14歳で初潮を迎える。21歳でからだが完成し、28歳で最もからだが充実して35歳から徐々に衰え始める。

男性は同じく8歳で永久歯に生え変わり、16歳で精通を迎える。24歳でからだが完成し、32歳で最もからだが充実して40歳から徐々に衰え始める。

大まかにいえば女性は35歳、男性は40歳から老化し始めるということです。

特に女性は多くの人が50歳前後で閉経を迎え、閉経前後の5年（45歳から55歳頃）の10年間がいわゆる更年期になります。

からだの潤いが不足することで肌のハリがなくなったり、しわが増えたり・・白髪もできてくるのが容姿からわかる老化ですが、潤いが少なくなったせいで、ラジエーターとしての冷却の働きが弱くなり、熱を抑えきれずイライラ・カッカしたり火照るなどの症状がでるのです。

働き盛りといわれる年代はまさしく熱が強くなっているのでエネルギッシュに行動できますが、逆にいえばからだをどんどん熱で乾燥させて空焚き状態になっているともいえます。

男女とも老化といわれる年代になったら、ぜひからだの潤いを大事にするように心がけてください。

汗を大量にかく運動は控えめに。サウナや高温の長風呂は避けて、にんにく・唐辛子などの香辛料は調味料程度にしましょう。

残念ですが、水をがぶがぶ飲んでも潤いは増えません。またからだに溜まった余分な水はむくみや湿熱となりますのでご注意を。

不快な症状のある方はご相談ください。

また、妊活中の方にも「７の倍数８の倍数」のお話は大いに関係がありますので、詳しくはブログをご覧ください。

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