まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
貴船神社…実は同じ名前の神社は日本というこの国、そしてもちろんこのNOASエリアにも数多存在しています。今回ライターが訪れたのは中津市三保にある貴船神社です。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
アクセス
県道663号線(万田四日市線)を薦神社方面から宇佐方面へ進みます。場所が分かりにくいですが、右手に三保診療所への青い案内板が見えたら神社はそのすぐ手前にあります。
一見ただの住宅街
一見ただの住宅街のこの通り…。しかし注意して右の方を見てみると…!!!神社の鳥居を発見しました!
右のこの建物は民家のように見えますが、実は黒川地区の集会所です。集会所と神社の駐車場は併用されているようで、神社の敷地とも繋がっていました。この鳥居から1本手前の道から駐車場へ行くことができますよ。
正面から
せっかくなので正面から鳥居を潜って参拝しましょうか。歴史を感じさせる鳥居ですね。貴船宮の文字があります。
こちらの説明板によると、こちらの神社では雨をもたらしてくれる龍神を祀っており、本社は京都市貴船にあるのだとか。雨によって収穫が左右される農民にとってとても大切な神様であったことが伺えます。
少し調べてみると、こちらの本社である京都市にある貴船神社が総本社として有名であり、そちらの分社が全国に500社はあるのだとか。こちらの神社は記載もあるのでその分社のひとつというわけですね。
御手水
恒例の御手水チェックのお時間がやってまいりました。
水が溜まる場所…というより水を受け止めるタイプの御手水ですね。自然の風合いが濃い素敵な御手水です。
拝殿へ
御手水の場所からちょうど真正面に拝殿がありました。
実はこちらの神社、普通の神社とは少し違うところがあるんです。なんと、神社でありながら境内の中に古墳があるんです。
少しこじんまりとしたアットホームな雰囲気のこの神社。拝殿まで来ると…行き止まり?一体どこに古墳が…。そう思ったその時…。
?!
拝殿から右手の方向に説明板らしきものと大きな石が!!!
こ…これは!!!!
発見!
近づいてみると、そこには剥き出しの石室が!正直、古墳ということを知っていなければスルーしてしまいそうな佇まいです。しかし、実はこちらの古墳、すごいんです。
説明板によると、元々は直径20m級の円墳で、6世紀前から後期あたりに作られたものと推定されているのだそう。現在は盛土がないのでこちらの石室が剥き出し状態になっていますが、この石室構造のものは中津市では数が少ないのだそうですよ。こちらの古墳はかつての三保地区の権力者の墓である、というものが有力なんだそうです。
こんなにも間近で気軽に貴重な古墳を拝めるとは…。
駐車場側から
そしてこちらが駐車場側から見た古墳です。通常であれば考えられない距離感ですよね。
龍神を祀る神社とかつての三保の権力者の墓。一度見に訪れてみては。
店舗名 | 貴船神社と黒川古墳 |
---|---|
住所 | 〒879-0111 大分県中津市伊藤田 |
内容は2024年04月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
コーヒー、洋楽、美味しいもの…etc…が大好きな多趣味の飽き性。 気になったら気が済むまでとことんのめり込むタイプ。 本人は石橋を叩き割るほどの堅実家のつもりだが、周囲からはおかしな自由人と思われがちなのがちょっぴり悩み。 WEBライティング実務士の資格保有。
コメントを残す